2011年モデルのGIANT DEFY3 のスプロケの分解掃除に挑戦しました。
スプロケは、この工具で取り外しました。
ついていたスプロケは、SRAM PG850。
このSRAM PG850、一枚ずつギアがとれるのではなく、ガボっと全体がとれました。
どうも一箇所が長くて細いボルトで固定されているようで、一枚ずつがはずれない。
ま、これでも掃除ができるかと、ぐにゃぐにゃやっていると、いつのまにかバラバラになっていました。
シームレステープでのテント修理とコールマンテント集とフリードにルーフボックスをつけた記録と自転車修理【写真転載厳禁】
2011年モデルのGIANT DEFY3 のスプロケの分解掃除に挑戦しました。
スプロケは、この工具で取り外しました。
ついていたスプロケは、SRAM PG850。
このSRAM PG850、一枚ずつギアがとれるのではなく、ガボっと全体がとれました。
どうも一箇所が長くて細いボルトで固定されているようで、一枚ずつがはずれない。
ま、これでも掃除ができるかと、ぐにゃぐにゃやっていると、いつのまにかバラバラになっていました。
ラッキーとばかりに、バラバラになったギアを、歯ブラシとオイルスプレーで綺麗に掃除。
さあ、組み立てようと思ったところ、黒いスペーサーに番号がついている!
しまった!どんな順番でついているのかさっぱりわからなくなってしまった。
組み立てる順番がわからない!番号がついているということはそれなりに理由があるはずなのに。
SRAM PG850をネットで調べても、スペーサーの番号などについて記述しているところはなし。
ふーむ。あきらめて新品を買うか…
とも思いましたが、ちょっとみたところスペーサーの幅はものさしで測ってもほぼ一緒なので、適当に組み立て、ホイルに戻して試走しました。
ところが…小さいギアにすると、ギア飛び、ギアの歯飛びがします。踏み込むと、「ガチャ」と言って衝撃が走る。ギアにもチェーンにも良くない音です。リアディレーラの調整をしなおしてもダメ。
ふーむ。やはり、きちんとスペーサーを順番通りに入れないとだめなのか。
ということで、本題ですが、スペーサーの厚さをノギスで計測して組み立て直すことにしました。
購入したノギスはこれ。
(デジタルノギスのほうが絶対によかった。デジタルをお勧めします!)
さて、スペーサーは全部で6枚。1が1枚、3と5が2枚、8が1枚。
どうみても同じ厚さなんですが、さーっと測ってみると…やはり、厚さは全部おおよそ3mmだ!
いや、気を取り直して再度綿密に計り直すことにしました。
素人計測で下記のデータとなりました。デジタルノギスにしておけばよかった…
1番=3.1mm
3番=3.0mm
5番=2.9mm
8番=2.8〜2.9mm
かなりいい加減ですが、これでいちお納得。
ま、この順番で大きいギヤはスプロケットピッチを小さく、小さいギアはスプロケットピッチを大きくするように組み立てました。
「スプロケット厚さにスペーサー厚さを加えるとスプロケットピッチとなる。
カセットの幅を抑えるために、段数が大きいほどスプロケットピッチは狭くなっている。そのためスプロケット厚さ及びスペーサー厚さが薄くなっている。」
らしいためです。
8段目ギア→8番スペーサー→7段目ギア→5番スペーサー→6段目ギア→5番スペーサー→…
のように組み立てました。
これで元どおり直るでしょうか。
スペーサーには、噛み合わせがずれないように出っ張りがあるのですが、組み立てる途中で、
ガチャガチャやっていると、その出っ張りのプラスチックが取れてしまいました…しょうがない。
六角レンチでしっかりとめれば大丈夫でしょう。
その後ためしたところ、問題なく使えているのを確認しています。
ギアチェンジも順調です。みなさんも参考にしてください。