フィットにルーフキャリアを取り付けた

　ホンダのフィットにTERZOのルーフキャリアを取り付けました。モデルはは３代目、GK3/4/5/6型のフィットです。自分で部品をそろえて取り付けましたが、予想していたほど難しくありませんでした。そのルーフキャリアの上にソフトルーフボックスをつけることで、夏場のキャンプの運搬能力が格段に向上。総費用は約１５０００円程度。みなさんも下記を参照して挑戦してみてください。

（A)必要な部材
必要な部品は、(1)ベースキャリア　（２）フット　（３）バー　の３点となります。
（１）ベースキャリア
ベースキャリアはまさに車体とルーフキャリアをつなげるベースの部品です。車体ごとに適合するゴムと、フットを車体に固定する金具の２種類がはいっています。ここにネジなどがないのは、フットに含まれているためです。
フィットの場合、このベースキャリアの部品はEH408。フィットにマッチするゴムと金具が含まれています。

（２）フット
フットは、ベースキャリアを車体に固定し、かつバーを支える部品です。フットというだけあって、まさに「足」となる金具と、ベースキャリアとフットを車体に固定するネジ、盗難防止用でネジ部分をカバーするカバーの３種類の部品からなります。TERZOの場合、フィットに適合するフットは、EF14BL、EF14BLXなどです。

(3)バー
バーは、ルーフキャリアの棒部分です。このパーツはいろいろな長さのバーが用意されています。フィットの場合は、長さ120cmのEB2が適合部品となります。
写真は長さが１３７cmの、EB６。今回はこれを流用しました。

（B）取り付け
部品がそろったら、さあ取り付けです。取り付け方は、（１）ベースキャリアの説明書にしたがって、バーの所定の箇所にフットを固定し、（２）車体のセット位置に目印をつけ、（３）それを車のルーフに載せて、金具で固定する、という順番になります。

（１）バーにフットを固定
ベースキャリアの説明書には、バーのどの部分にフットを取り付けるかが記載されています。それにしたがって、バーにフットを取り付けます。そのとき、リアとフロントで設置する位置が違うことに気をつけてください。

フィットの場合、フロント側のバーのフット間の間隔は９３cm、リアは８５cmと記載されています。その長さになるようにバーをフットに軽く固定します。実際にセットするときに微調整が必要なので、ネジは軽く固定する程度にしておきます。





（２）車体に目印
バーにフットを仮セットしたら、今度は車体のどこにつけるか目印をつけておきます。このとき、巻尺で寸法を図り、マスキングテープなどの上にサインペンで印を書くとよいでしょう。

（３）車体にセット
車体に目印をつけたら、先に作成したフットとバーのセットをルーフにのせます。かなり重いですので、注意して作業しましょう。手が滑って車体に落とすと、間違いなく車体に傷がつきますから慎重に！

このとき、ベースキャリアをのせるボディーの部分に貼り付けるシールが別売りとして用意されています。しかし、純正のシールではなく、普通の透明なシールでもよいと思います。筆者はとくに使いませんでした。

フィットの場合、ルーフの溝にベースキャリアのゴムの出っ張りを合わせます。このあたり、ベースキャリアの説明書のきめ細かい説明がありますので、注意深く読んでください。ネジを緩めたり閉めたりして、ぴったりとフィットするまで慎重に作業してください。

ベースキャリアの位置が完了したら、フットについている金具で締め付け、ボディーに固定して完成です。

これは別の車種での取り付け例ですが、このようにベースキャリアの金具をフットの金具で締め付けて固定します。

締め付けが終わったら、盗難防止のカバーをつけます

いかがでしょうか。意外と簡単でしょ？しばらく走行したのちに、緩みがないかを確認することをお忘れなく。

以上