テントの破れを修復する方法をまとめました。
1)強度を求められない修復にはコールマンリペアシート
テントの壁の小さなあななどには、リペアシートで十分です。裏側がシールになっていて、そのシールをはがしてのりがついている部分で穴を修復し、その上からアイロンで圧着する方法です。コールマンのテントをこの方法で修復する場合は、コールマン製のリペアシートを利用すると簡単に、そしてまったく目立たなく修復することができます。
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L字型の破れ
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アイロンで圧着しました
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縦長の破れ
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これもアイロンで圧着。近くによらないと補修跡がわかりません
2)強度を求められる修復にはシームシーラーとミシンでの補強縫い
ストームガード部分や両方から引っ張られる場所が破れた場合は、上記のリペアシートだと強度が弱すぎて貼ってもすぐに剥がれてしまいます。そのようなときは、ナイロン製の補修布とシームシーラー、そしてミシンでの補強縫いをすると最強でしょう。
2−1)まずナイロン布(ナイロンオックス)を補修するサイズにあわせて用意します。ナイロンの布は、手芸店に行くと簡単に入手することができます。10cmで約100円もしないでしょう。
2−2)そのナイロン布の下に、シームシーラーを塗り、それを補修箇所に貼り付けます。シームシーラーをのり代わりにつかって貼り付けるのです。オススメはコールマンのシームシーラー。簡単な補修布もついていきます。
2−3)貼り付けた布がだいたい乾いたら、上からミシンで補修縫いします。はがれないようにステッチ縫いを繰り返します。そうして乾燥したら完成です。
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シームシーラーで貼り付けた布の上からミシンで均等に縫い合わせます
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ストームガード部分はより強度が求められるため、念入りにミシンで縫いこみました
さて、そもそも、テント生地の素材なんでしょう。その素材にあわないもので補修しても大丈夫でしょうか。
下記に、各種テントのタグをのせました。ほとんどがポリエステルというのがわかります。
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BC LIGHT DOME 270
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BC CUBIC DOME PLLUS
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BC TARP 360 + CANOPY
しかし、ポリエステルは扱いづらいのです。耐水性があるのでなかなかはりつきません。そのかわりに、私はナイロンを利用しました。ナイロンは扱いやすく、シームシーラーののりもよいのでオススメです。