加水分解したNEMO GOGO LE を「テントベトツキ修復液」で修理した[3/3]

NEMOのエアビームテントのソロテント「GOGO LE」の修理の記録です。前回まででようやく加水分解したシームテープを取り除き、新しいシームテープへの張替えが終わりました。前回では「テントベトツキ修復液」で全体的にひどいことになっていたベトツキを解消したので、今回は新しいシームテープを貼り付けて修理が完了したまでの記録です。

NEMO GOGO LE





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<前回 1/3>
その1「加水分解したNEMO GOGOLE を修理した」
1.細かく砕けてはがれ落ちたシームテープの除去
2.新しいシームテープをアイロンではりつけ




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<前回 2/3>
その2「テントベトツキ修復液での驚異のべとつき解消作業」
3.「テントベトツキ修復液」でベトツキを修理
4.乾燥
5.はがれ落ちたシームテープの除去とチェック




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<今回 3/3>
6.はがれたシームテープを再度はりつけ
テントベトツキ修復液でベトツキを修復した本体ですが、十分に乾燥させたのちに、あらためてシームテープを貼り付けていきます。利用したのはキャプテンスタッグのシームレステープ。当て布をりようしてアイロンで圧着させていきます。コツとしては、アイロンの温度を若干高くし、テープが透明になることを確認することです。ここで白いままですとすぐにはがれてしまいますので、しっかりと確認して作業する必要があります。

利用したシームテープは、キャプテンスタッグのシームレステープ。amazonで簡単に購入できますし、仕上がりも問題ありません。オススメいたします。

きれいに古いシームテープを取り除きます

シームテープの裏表を間違えないようにおきます

その上に、クッキングシートを当て紙としておき、その上からアイロンで圧着させます






圧着させるには、ハンカチなどの薄い布でも問題ありません。クッキングシートのほうが熱伝導がよさそうな感じです。

しっかりと透明になるまでアイロンで圧着させます

シームテープの圧着は、しっかりと透明になることを確認してください。すこしでも白いのが残っていると、すぐにはがれてしまいます。また、温度を上げすぎるとテント生地を傷めますので、注意してください。

シームテープで圧着させます

アイロンでしっかりと圧着させます






7.エアフレーム固定マジックテープのはりつけ
最後に、エアフレームを固定するマジックテープを貼り付けていきます。ここでは、シームグリップを接着剤として利用しました。はがれた固定マジック部分の跡をたよりに、シームグリップでしっかりと固定していきます。


コールマン製のシームグリップで貼り付けていきました。

シームテープの上に重なるときは、その部分のシームテープをはがして貼り付けます

表裏を間違えないように貼り付けていきます






表裏を間違えないように貼り付けていきます

残っているシームテープを取り除いて貼り付けます






8.完成
エアフレームを固定するT字型マジックテープをしっかりと乾燥させて完成です!

見た目はよくありませんが機能的には問題ないはずです

見た目はよくありませんが機能的には問題ないはずです






見た目はよくありませんが機能的には問題ないはずです

見た目はよくありませんが機能的には問題ないはずです






NEMO GOGO LE

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その1「加水分解したNEMO GOGOLE を修理した」
その2「テントベトツキ修復液での驚異のべとつき解消作業」
その3「シームテープの貼り付けとエアフレーム固定マジックテープの貼り付けで完成」



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