知り合いからコールマンの オアシススクリーンタープWithフラップをいただきました。
しばらく使用していないとのことですので、修理/点検して利用することにしました。調べると、そんなに使っていないかんじ。穴などはあいていないのですが、しかし、シームレステープが見事にはがれかけている…。これは、雨のときに雨漏りするに違いない。
シームレステープはシームテープのことですね。以前、ヤフオクで4000円で購入して愛用している、コールマン スタンダードドームIVも、シームレステープがはがれ、雨のときはそこから雨漏りがしていた。
そこで、シームレステープをAmazonで購入して修理を始めました。購入したキャプテンスタッグのシームレステープは、長さ20mとのこと。
ひとつではまったく間に合わず、全部で3個購入し、2個ちょっと使用しました。裏に親切な説明があります。
シームレステームではなく、ちまたには、シームシーラーや、コールマンのシームシーラー&リペアシートのセットがありますが、シームシーラーは乾くまでに時間がかかりすぎ。4から6時間なんて待てません。
ただでさえテントは大きいのですから、さっさと作業してしまってしまいたい。
そこで、シームレステープはとても便利です。
使い方は、古いテープをはがして、ちょっと布で汚れなどを落としてから、当て布をしながら、アイロンで貼付けて行きます。裏表がありますので、テープを切るのは貼り終わってからのほうがいいです。
短く切ってしまうと、裏表がわからなくなって、当て布にくっついたりと、ちょっと無駄にしてしまいました。
これが、はがした古いシームレステープ。
貼付けるこつは、アイロンの温度にあります。
説明書には、低温と書いてあるのですが、低温だとうまくつかないことが多いです。
以前、スタンダードドームIVを修理したときも、そのときはきれいに付いたと思っていたのに、ペグをうって、引っ張ると見事にはがれてしまっていた…
そこで、低温ではなく中温または中温直前がおすすめです。
低温でも透明になって付いたように見えるのですが、それがきちんとついていないことが多い。
中温で力をいれてさーっと押し付けると、透明でちょっと溶けた感じになり、完璧です。
中温で温度がたかすぎて、タープやテントの素材がとけた、ということはありません。
丁寧に押し付けないと白いものが残りますので、透明になるように作業します。
多少、力をかけて押し付けるとうまく行きました。
こんな感じで透明になります。
すこしでも白っぽかったら、ちょっとひっぱったらすぐにはがれますので、ご注意ください。
みなさんも、シームレステープでぜひ愛用のテント、タープを修理してみてください。
このシームレステープがけ、けっこう癖になって、中古のタープなどを修理したくなりますよ。
ちょっとずれたりするので、乾燥する時間を待てる方は、シームグリップがよいかもしれません。
アマゾンではコールマンのものが入手できないようですので、これでもいいかもしれません。
シームテープ
アイロン
軽く剥がれている場合の再圧着は動画で紹介しています。
(2012-10-22 0:51:31)